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ウールとカシミアそれぞれの特徴とお手入れ方法

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普段使いから高級ブランド品まで、広く愛用されているウールと、肌ざわりがとても心地良い高級素材のカシミア。今回は、ニットのお洋服選びに役立つウールとカシミア、それぞれの特徴についてまとめました。

肌ざわりが心地良い高級素材カシミア

カシミアは、カシミール地方で飼育されている、カシミアヤギの毛から作られる繊維。その繊維はウールよりもさらに細く、光沢がありとてもやわらかいのが特徴です。

ウールとの違いは、まずその肌ざわり。空気を含んだとても細い毛のやわらかさと、光沢のある毛質が織り成す、まるでヌメるような滑らかな肌ざわりは、極上の心地良さを運んでくれます。

肌ざわりにくわえ、抜群の保温力もカシミアの強み。カシミアヤギ1頭から、およそ150~200gしか取れないカシミアの毛は貴重で、”繊維の宝石”と呼ばれるほど、高級な繊維として知られています。

お手入れには注意が必要なデリケート素材

カシミアは、やわらかい上質な肌ざわりが自慢ですが、その繊細な質感ゆえに繊維の強度は弱く、お手入れには少々注意が必要です。

とても繊細な繊維でできているため、自宅で水洗いをすると、毛玉や縮み、色あせなどのトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。

カシミアは肌ざわりが大切ですので、お洗濯はクリーニング店に任せた方がよいでしょう。毛羽立ちや毛玉ができやすい繊維ですので着用したら、その都度洋服用のブラシで毛羽を整えてあげる必要があります。

普段使いから高級ブランド品まで広く愛用されるウール

ウールは羊毛の種類によって風合いが異なるため、それぞれの特徴によっていろいろな製品に使われています。保温性・吸湿性・放湿性ともにバランスよく優れ、お洋服の素材としも重宝されているウール。

ランクによって、普段使いから高級ブランド品まで、幅広く愛用されているのが特徴です。衣料用では、コリデール種と呼ばれる、手編みニットで人気のあるウール素材や、メリノ種と呼ばれる、細い毛質でやわらかい質感のウールが人気。

なかでもオーストラリアファインメリノは、高級ブランド品にも使われるほど上質な素材です。カシミアと比べると滑らかな質感は劣りますが、モコモコとした厚みのある暖かさを求める方には、ウールがおすすめです。

自宅でもお洗濯が可能です

ウールもカシミアと同じ動物性繊維ですので、お手入れには少し気を配らなければいけませんが、カシミアほど神経質になる必要はありません。

お洗濯表示に手洗いマークが付いていれば、ご自宅で水洗いも可能です。手洗いをする場合はやさしく押し洗い、洗濯機を使用する場合は「手洗い(ドライ)コース」を選択します。

いずれもおしゃれ着洗いの洗剤(中性洗剤)を使用。洗濯機で洗う場合は、汚れている方が外にくるような形にたたんで、ネットに入れて洗濯しましょう。

普段使いにも心地よく着られるウールのお洋服

カシミアが持つ特別感、上質な肌ざわりはもちろんすばらしいのですが、ウールのモコモコとした暖かさも、日だまりのような、なじみやすい心地良さを感じます。それぞれの特徴を考えて、目的にフィットしたものを選ぶとよいでしょう。

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2016-07-16  by rolca_blog press

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