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衣類表示にある「ウール」と「毛」表示の違いをご存じでしょうか?毛素材は、ウールの他にもいろいろあるんです。それぞれの違いや特徴を知っていると、お洋服選びの幅が広がります。
広く使用されているウール素材
毛素材のお洋服というと、真っ先に思い浮かぶのがウール素材ではないでしょうか?ウールは毛質の違いから、普段使いから高級ブランドに使われるものまで、幅広く使用されています。
ウールマークにもいろいろあるのをご存じですか?
良質なウールであることの証「ウールマーク」、実は3タイプあります。新毛100%のウールマーク、新毛の混率が50%以上のウールマークブレンド、新毛30~50%混率のウールブレンドと、それぞれに品質が違います。
ウールマークが付いていることで、再生羊毛ではなく、新しい羊毛を使っている素材であることを表しています。
「ウール」と「毛」表示に見られる違いとは?
衣類表示で「ウール」と表示されている場合は、羊毛を指します。では「毛」と表示されているときは、何を指すのでしょうか?
「毛」と言うのは、羊毛を含むカシミアやアルパカ、アンゴラなどの動物の毛全般を表しています。つまり、表示をすることで化学繊維との区別をしているのです。
例えば、毛100%の表示があれば、アクリルなどの化学繊維ではなく、何かしらの毛素材で作られているということを表しています。
もちろん化学繊維と毛がミックスされたお洋服もありますので、衣類表示で混合の比率などを見てみると、お洋服選びの一つの目安として役立つことでしょう。ここで少し、いろいろな毛素材の特徴をご紹介いたします。
繊維の宝石カシミヤ
カシミアヤギ1頭から、わずか150~200gしか取れない貴重な毛を原料とすることから「繊維の宝石」とも呼ばれる高級素材。
毛足が細くて長いカシミアヤギの毛から作られるカシミアは、まるでぬめるような滑らかさとやわらかさで保温力も抜群です。とても軽い素材ですので、厚手のコートでも軽い着心地でストレスがありません。
ウールよりも保温性が高いアルパカ
アルパカは、毛質が少し羊毛にも似ているのですが、アルパカというラクダ科の動物の毛から作られた素材です。毛質はとても滑らかで、毛の種類によっては、フワフワ・モコモコ感のある素材も。
ウールよりも暖かく、丈夫で肌ざわりも滑らかなバランスのよい素材です。カシミヤよりも太い毛質から、少し厚みのあるアウターにも使われています。
やわらかく上品な肌ざわりアンゴラ
見るからにフワフワと極上の肌ざわりが想像できそうな、アンゴラうさぎの毛から作られる素材は、ウールよりもやわらかく、保温性も高い高級素材です。
毛が少々抜けやすいというデメリットもありますが、毛質が軽く滑らかで、とにかく肌ざわりが上品な心地よさ。保温力も、ウールのおよそ3倍と言われています。
アンゴラうさぎと区別したいのがアンゴラ山羊。アンゴラ山羊の毛で作られた素材は、モヘヤと呼ばれ、質感に違いがありますので覚えておきましょう。
おしゃれに幅を持たせてくれる毛素材のお洋服
主に秋から冬に活躍する毛素材のお洋服。ウールだけではなく、いろいろな毛素材があることを知っていると、おしゃれの幅が広がります。
毛の種類によって風合いが大きく違いますので、お好みのお洋服を探す楽しみも増えることでしょう。
ロルカオンラインショップでは、ウールはもちろん、その他の毛素材のお洋服もお届けしております。選ぶ楽しさとともに、ぜひお気に入りの一枚を見つけてください。