コットンジャケットの正しい洗濯方法とは？

コットンジャケットは家で洗濯ができます。普段からよく着るからこそ、正しい洗濯の方法でお気に入りコットンジャケットを傷めず長持ちさせたいですね。家で可能な洗濯の方法をご紹介します。

STEP1．コットンジャケットを洗濯する前に

洗濯をはじめる前に洗濯表示で2つの点を確認しましょう。

洗濯ジャケットのタグで洗濯表示を確認。「洗濯機マーク」であれば洗濯機の標準コースで洗えますが、「手洗いマーク」が付いているのであればネットに入れて洗濯機の手洗いコースなど、やさしいコースで洗います。

【注意点】
ジャケットの色が濃い場合や色落ちの心配がある場合、洗濯機ではなく手洗いしましょう。

使用する洗剤ですが、「中性」表示がある場合はおしゃれ着用洗剤。中性表示がなく、ジャケットの色が白や白に近い色であれば蛍光剤配合洗剤。その他の色は無蛍光洗剤がおすすめです。

襟や袖口など汚れやすい箇所は、「襟・袖用の部分用洗剤」か「おしゃれ着用洗剤」を直接つけておきましょう。汚れた箇所を強くもむとコットン生地が傷んでしまいます。液をつけたら、やわらかいブラシで軽くこするかたたくなどしてください。

コットンジャケットは出来るだけネットに入れるのがベスト。型くずれやしわを防ぐのに役立ちます。ジャケットのボタン・ファスナーを閉め、汚れがひどい部分が外側にくるように、丁寧に2つか3つ折にしてネットに入れます。

STEP1で確認したジャケットの洗濯表示に従い、洗濯コースや洗剤を選んで洗濯スタート。仕上げに柔軟剤を使うと、コットン独特のごわつきを減らしてなめらかな仕上がりにすることができます。

コットンジャケットを洗濯するときに一番重要なのが脱水をかける時間。コットンはしわがつきやすいので、できるだけ「脱水時間は短く」設定してください。

たたみ方を変えながら2回に分けて短い脱水をかけてもよいでしょう。脱水が終わったらすぐに洗濯機から取り出してしわを伸ばしてから干しましょう。

【注意点】
脱水時間が長ければ長いほど、しわがついてしまいます。

コットンジャケットを洗濯機から取り出したら、両肩の部分をつかんで上下に振ります。ハンガーに吊るしたら、両手でジャケットを挟むようにパンパンと、しわを伸ばすように軽くたたきましょう。

ハンガーはジャケットの型くずれ防止のため、肩部分に厚みがある大きめのサイズを使ってください。襟・袖・前立て・背中など縫い目や生地の流れに合わせて形を整えましょう。風通しの良い場所に干します。ジャケットの色が濃い場合は特に、日陰に干したほうが色あせを防ぐことができます。

クリーニングに出そうか迷うコットンジャケット。今回ご紹介した6つのSTEPで家でも簡単に洗濯できます。しわにならないためのポイントは脱水。できるだけ短い時間で脱水をかけましょう。コットンジャケットはさまざまなシーズンに着れて、肌触りが柔らかい大変人気が高いアイテム。

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