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洋服にまつわる生地のおはなし

洋服を選ぶとき、デザインと同じくらい重視したいのが生地の素材。自分に適した生地を知ることで、1年を快適に過ごすことができます。生地の種類や特徴を覚えて、しっかりおしゃれを楽しみましょう。

洋服に多く使われている化学繊維の生地

洋服に使われている生地の種類は、大きく「天然繊維」と「化学繊維」の2つに分かれます。繊維の種類によって、生地の肌触りや着心地はさまざま。まずは、化学繊維の種類と特徴をご紹介します。

再生繊維

木材パルプを原料とし、化学的に作りかえた繊維でレーヨンやポリノジックがあります。

合成繊維

洋服に多く使われているナイロンやポリエステル、アクリル、ポリウレタンなどは合成繊維と呼ばれ、石油を原料に作られています。

化学繊維の生地の特徴

化学繊維の持つ特徴がこちらです。

  • 軽い。
  • シワになりにくい。
  • 型崩れしにくい。

効率よく生産ができる化学繊維は、比較的に安価。しかし、石油や化学薬品を使うので、肌が弱い方は刺激を感じるなど合う合わないが分かれる生地です。

洋服の生地として昔から愛されている天然繊維

化学繊維が生まれる前から、使われ続けている天然繊維。肌にやさしい生地で、使うほどに風合いが増す天然繊維の種類と特徴を覗いてみましょう。

リネン(亜麻)

吸水性や発散性すぐれているリネンは、乾くのが早く雑菌が繁殖しにくいため肌にやさしくとても清潔。リネン独特の光沢やハリは、繊維に含まれているペクチンという成分のおかげです。

繊維同士を糊のように滑らかにつなげてくれるので、リネン生地はやわらかいのです。水に強く、洗うたびに味わい深くなるリネンの洋服は、ナチュラルな素材感で、自分らしいコーディネートが楽しめます。

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アイリッシュリネン

おもに、ヨーロッパ北部で栽培された最高品質の亜麻を紡いで作られたアイリッシュリネン。そのやわらかな肌触りと風合い、さらりとしたシャリ感は、リネンのなかでも最高峰と称されるほど。

ソフトでな触り心地のアイリッシュリネンですが、天然繊維のなかでは一番丈夫という一面も持っています。

繰り返しごしごしと洗うほどにやさしく変化していくアイリッシュリネンは、毎日ずっと着ていたい洋服の生地にぴったりです。

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コットン(綿)

コットンは、世界60か国で栽培されている身近な洋服の生地。涼しげな肌触りで吸湿性がよく、シャツやブラウス、Tシャツによく使われています。

コットンのなかでも、高級コットンと呼ばれる“GIZAコットン”はシルクのような滑らかな光沢と保湿性を持ち、とても人気のある洋服生地です。

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ウール(羊毛)

羊の毛から生まれたウール。1本1本の毛がクルクルと縮れていて、たっぷりと空気を含んでいるため断念効果が抜群。吸湿性は、ポリエステルの約40倍ともいわれています。

ふかふかの手触りで冬だけの生地というイメージがありますが、ウールは繊維内の空気の層で暑さを遮断する効果があるので、じつは夏場の洋服にも適している生地なのです。

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デニム

デニム生地とは、縦にインディゴで染めた糸、横にさらし糸を使って綾織りした厚手の綿織物のこと。カジュアルな雰囲気で動きやすいデニムの洋服は、伸縮性がありシワができにくいのが特徴。

少しずつ落ちていく色の変化と、使うほどに体になじんでいくフィット感を楽しむことができる生地です。

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ナチュラルな生地の洋服で過ごす1日

生活に欠かせない洋服だからこそ、自分らしい生地を選びたいですね。天然繊維にくらべて、化学繊維の生地は値段も安く扱いやすいのですが、自然素材だけが持つやわらかな風合い肌触りは、一度使うと手放せなくなります。

ロルカでは、毎日を快適に過ごすことができる天然繊維の洋服をラインナップ。袖を通したときから感じる自然のやさしさで、幸せな一日を過ごせる一着を、ぜひロルカオンラインショップでお探しください。

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2016-08-11  by rolca_blog press

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