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マリンライナー

DSC07091

rolcaのある児島には岡山駅から20分程度電車「マリンライナー」に

ゆられて行きます。

児島があるのが倉敷市内ということで古い街並みの観光地を想像してくると

面食らうことがありますよ、って話は以前のblog内でしていますが

この「マリンライナー」もなかなかのくせ者のようでして

マリンと銘打つからにはと海沿いの景色を想像して乗り込むものの

児島に到着するまで海なんて全く見えません。

正確には着く直前に少し見えます。

これは全くの余談ですが、宮本輝の小説に「海岸列車」というのがあります

JR山陰本線の城崎温泉から鎧駅までの間の海岸沿いを走るため小説の中で「海岸列車」と呼ばれているこの電車。 小説の中では物語の臨場感をつくるために何度も象徴的に登場している電車です。

 

この「マリンライナー」もネーミングからしてまさにこんな感じと期待するのも無理はないはず。

しかし、20分間ずっと窓から外を眺めていても海は見えない。

そしてようやく見えたと思ったら児島に到着。

そうなのです、この後「児島」から次の駅の「坂出」までの間の15分間を

瀬戸内海の上を走る電車なのです。

瀬戸大橋とつながっていて上部が車の走る道路に下部が電車の線路になっています。

DSC07093

そんなこんなで児島は海沿いの街。

到着してしまうといろんな場所で瀬戸内海の景色が楽しめますのでご安心ください。

 

追伸、先述の「海岸列車」は同氏の初期の名作「錦繍」に次ぐ名作です。

 

 

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2016年7月11日  by rolca_story_admin

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