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森の8カテン エプロン

こんにちは、児島オフィスの家守富美子(やもりふみこ)です。
新しい年、2018年になりましたね。どんな年明けを過ごされましたか?
前回の記事から間が空いてしまい、失礼いたしました。。。

2017年は、変化の年でした。新しくオフィス横にお店がオープンしたり、オンラインショップのリニューアルなどの環境はもちろんのこと、気持ちの面でもいろんな角度から勉強させていただき、その環境に馴染んでいくことで新しい自分自身が見つけられたような気がします。
2018年はその経験で実になったことをさらに大きな実にできるよう努めたいと思っています。

「森の8カテン」オリジナルエプロン

そしてその変化、オンラインショップのレイアウトがリニューアルしたこともあり、「ロルカ」に加えて実店舗の「森の8カテン」という名前が大きく前へ出ることになりました。
「森の8カテン」のショップではロルカのお洋服をはじめ、はちみつ食品や雑貨類を販売しています。その中で、オリジナルでつくっているエプロンが2種類あります。
今回はエプロンのできるまでをお話しさせていただきますね。

この2種類のリネンエプロン、左のパープルがベーシックエプロン、右のアプリコットカラーがバッククロスエプロンといいます。
どちらも「ロルカ」が得意とするリネンの後染め加工を活かして、ポケットにはロルカオフィスのある「森の8カテン」の敷地内で飼っている蜂をモチーフにしたマーク(以前にTシャツ記事でもご紹介していますね)を刺繍しています。

なんでエプロンを作ったかというと

じつはこの企画、オーナーの家守が発案したんです。
オーナー家守は、養蜂をしています。作業や庭仕事の時に、厚手のパーカーを着たりして汚れをカバーしているのですが、夏は暑い。
もっと簡単にカバーできるほうがいい!となり、エプロンの企画案が出だしました。
養蜂用のエプロン??と不思議に思いましたが、それはきっかけ。
衣食住を提案する「森の8カテン」らしい、エプロンを作りましょうということになりました。

リネンベーシックエプロン

エプロンデビュー作となるなら、シンプルさと着やすさを第一条件として、デザインを考えていきました。
ポイントをいろいろあげていくと、
2~3種類はバリエーションを作りたい・長時間着ていても肩がこらないほうがいい・着丈はひざ丈・着脱は簡単に・さらには男女兼用で使えてサイズはフリーサイズ・・・などなど。
ファーストサンプルができあがり、女性スタッフが試着を。次にはオーナー家守が試着し、早速みつばちの元へ。。。

身幅やウエストひもなどの寸法も修正しつつ、まずは「リネンベーシックエプロン」が出来上がりました。
ウエストのひもは、前で結んでも、後ろで結んでも。
腰まで続く肩のひもは取り外して首の後ろで結び、前下がりの位置を調節できるようにしました。女性スタッフはそのまま着る派、オーナー家守は後ろで結んで着る派です。

そうそう。生地をリネンに選んだのは、ただリネン好きというのもありますが。。。日常使いの丈夫さを考えたら、やはり麻100%!
そして製品染めにして、カラー展開にしたのは「ロルカ」でアイリッシュリネン後染めのお洋服をご愛用くださっているたくさんの方々にも着ていただきたいという想いから、‘アプリコット‘ ‘アッシュ‘ ‘バジル‘など人気のカラーで染めることにしました。

リネンバッククロスエプロン


「ベーシックエプロン」を軸にして、やはり着る回数が多い女性目線で希望が多いのは、エプロンを着たまま出かけてもエプロンしてる風に見えないエプロン。
ロルカで今まで作ってきたワンピース、チュニックの仕様をふまえつつ、動きやすさ、使いやすさを考えて作られたのが「リネンバッククロスエプロン」です。

かぶりタイプですが、首回りを大きめに開けているので着やすく、ストンとした形はウエストを締めつけないので着ているお洋服にシワも入りません。
エプロンを脱いだ時、服にシワができることが気になる方はぜひオススメの形です。
サンプル作成時の最後まで課題だったのが、着脱のゆとりを重視することで今度は首周りが大きく開いてしまい、デザインが崩れてしまっていたことです。
釦を付ければ、着脱の時はゆとりができますが付けるとすれば前身頃の胸のあたり。でも、そこだけがアクセントになりすぎるのでどうしても避けたいところ。
東京オフィスの坂野にも何度も相談し、ネックのデザインと寸法の関係をどうにか保つことができました。

人気です、エプロン

2種類のエプロンは、オンラインショップと実店舗のみで販売しています。
「森の8カテン」内にある、トラットリアBUONO UNOさんはユニフォームとして2種類とも着ていただいています。

BUONO UNOさんにご来店いただいた方は、この画像を見て、「あ、これかー。」なんて思われた方もいらっしゃるのでは?

また、児島で人気の小料理屋さんや、旅するパン屋のパン職人さんにもご愛用いただいてます。

ご自分用に着られていて後日、お友達にもプレゼントしたいわとお求めいただけたり。
わたしは朝からエプロンをして家の中ではカーディガンを羽織り、会社ではストールを巻いて、さらにはコートを着て買い物に行ったり、保育園の送り向かえをしています。体に馴染んですでにチュニック感覚になっています。発色も良いので少しクタッとしても、汚れた感じに見えない(?!)ようです。

最後に、森の8カテンロゴが刺繍された、ネームタグを以前の記事「ネームと下げ札」でご紹介しています。それは、このエプロンに使うタグでした。小さいので、気づかれない方もいらっしゃるかも?
もし手にすることがあれば、ぜひ小さな森8ネームを探してみてくださいねー!

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2018-01-11  by rolca_blog_admin

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