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ミツバチのプリントTシャツ

児島オフィスの家守です。

7月に入りましたね。朝には、セミの鳴き声が聞こえるようになりました。ひとしきり雨の降った昨日も、雨がやんだら早速ジジジ、、、と聞こえてきていました。本格的な夏の始まりは目前ですね。
 

上の画像は、いきなり私のTシャツ姿になりますが、ロルカのオリジナルTシャツです。

ご存知の方も多いかと思います、オーナー(わたしから言うと夫なので、同じ家守と言います)は養蜂を趣味としています。

今回は「夏だし、Tシャツいるよね。ハチの。」から始まった、プリントTシャツをご紹介します。

 

 

ミツバチマークができるまで

オーナー家守が養蜂を始めて4年。

毎年採れるハチミツの他に、ハチミツジャムをロルカオリジナルで作り、販売させていただいています。

ラベルにはミツバチマークを付けて。そのシンボルマークはこの、ハチさんです。

岡山在住のイラストレーター、タケシマレイコさんが描いてくださいました。

「服だけでなく、食品や雑貨にもミツバチマークを使いたい。いろんなアイテムに合うようにシンプルにしてください。
見た目はかわいいと思えるほうがいいですね、甘くなりすぎず、リアルにもしたくないですねー。」

なんていう勝手なこちらのイメージを伝え、たくさんのハチさんを描いてくださった中で、今のミツバチマークが決まりました!

 

もちろん、ロルカのお洋服にも。シャツやパンツ、バッグにはシルバーの刺繍でハチさんマークを入れています。

 

 

Tシャツができるまで_形と寸法決め

さてさて冒頭の私が着ているTシャツ。

商品名は「Let it BEE 」CREW/Tと言います。

丸首Tシャツで、胸には「Let it BEE」のロゴが入っているのですが、「BEE」の箇所にはハチさんが飛んでいます。

 

春夏企画の段階で、さらっとオーナーから飛び出した「ハチのTシャツ」案。

作るとなったら、重視したかったのが形と寸法でした。

今回はレディースのみ(フリーサイズ)の展開でいこうと打ち合わせで決定していたので女性が着やすい形を重視しました。

まずは衿ぐり。詰まりすぎはカジュアルに見えるので、ほどよく開いたラインで。開きすぎは華奢な女性が着てくれたときに
大きく見えてしまいそうなので、前下がりといって前身頃の中心にある衿ぐり位置を下の方にしました。

Uネックまではいかない位置なので、着た時に衿ぐりが深く下がって見えることはありません。

また、衿ぐりをぐるりと包んでいる仕上がり幅を何センチにして、そこに入れるステッチを何本にするかなどもイメージに合うように、また、洗ってもすぐにくたびれないような仕上がりになるように検討していきました。

 

 

次は身幅。

ぴったりよりも、ゆとりを入れたいなというイメージがありました。

ただ、ゆったりしたTシャツはリラックス度満点になるので、避けたいところ。

肩幅をジャストにしつつ、バストにゆとりをいれていくデザインに。

 

 

そして袖丈と袖口。併せて着丈。

身長によって袖丈も着丈も印象が変わることと、

ラフなTシャツなので重たくならないようなバランスで。
 

 

Tシャツができるまで_生地と色決め

デザイン決めと同時に生地探しも進行していました。

決まったのは、オーナーが提案してきた綿100%の天竺素材。

触れたときに、ふわっとした柔らかさが感じられて、素直に気持ちがいいなと思える生地でした。

 

 

生地が決まれば色決めです。

白の生地なので、Tシャツの縫製をしてから染めています。

長く着られて遊び心のある色や、きれいめな色の候補があがり最初に決まったのは、前々回の企画室ノート「色のこと」記事でお伝えした、ロルカのリネン後染めアイテムで人気のアプリコット。

ほかに、ラピスというブルー系とホワイト。の3色に決めました。

 

最後は「Let it BEE」ロゴのプリントです。

ロゴデザインも、やはりタケシマレイコさんにお願いしています。

これまでのハチさんが付いているお洋服やバッグにはすべて、シルバーの糸で刺繍しています。

なのでTシャツにもシルバーで!と決めていました。

シルバープリントといっても、表現方法はいろいろあって、グリッターのはいったラメっぽいもの、ピカッとしているものなどありましたが

そこまで光っていると、ロルカらしくない。。。

サンプルをいろいろ見させてもらって、今のカラーに決まりました。

ホワイトにはキリッと見えるようにあえて黒でプリントしています。

 

 

最後に、なぜ「Let it BEE」なのかというと、

「Let it be」とう言葉は、あるがままに。

あるがままというのは、とらえ方で変わりますが、オーナー家守が「自分らしく生きる」「偽りのない自分」「なにもしなくていい」ととらえたときに蜂の行動に気付いたそうです。

花に飛んでいき蜜を集めて受粉を助ける。

自然界という周りの環境を維持していく蜂の姿が素敵に思えて、「自分らしく生きる」とは。と改めて考えたことが「Let it BEE」の始まりです。

「Let it BEE」CREW/T

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2017-07-06  by rolca_blog_admin

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